2017年4月24日月曜日

思い出のさくら その2

「さまざまな こと思い出す さくらかな」(芭蕉)ということで、今回は2つ目の「思い出のさくら」を紹介します。

このさくらは、不治の病のSさんといっしょに観た「最期のさくら」であり、「宮木公園」に咲いています。以前にも紹介してありますが「願わくば花の下にて春死なん、その如月の望月のころ」(西行)を実践した患者さんであり、どうしても忘れることはできません。

また2014年4月に「思い出のさくら」を書き込んだ後に、あれから一度もお会いしていなかったSさんの妹さんが「新しい辰野病院を見に来た」と突然現れたのにはびっくりしました。まさに「噂をすれば影がさす」(ブログを見て来たわけではありません)「よっちゃんの部屋」が導いてくれたと大変感動し、このことから益々ブログに力を注ぐようになった気がします。
その「宮木公園のさくら」が 、あの時と同じように満開となり、Sさんの笑顔を思い出しました。
この「さくら」がよっちゃんの「医療の原点」です。

辰野町はさくらが満開となり、よっちゃんは「団子」ならぬ「せんべい」を食べながらの花見となりました。


2017年4月21日金曜日

観桜会

昨日、恒例の新人歓迎会が行われました。

今年も辰野町のさくらの名所「荒神山」にあるパークホテルで行われました。
 城前線
荒神山
 荒神山
昨年に引き続いて「満開のさくら」であり、まさに「観桜会」となりました。

実際のところは「さくら」とは関係なく、いつものように楽しい宴会となり、新人の方々もこれで辰野病院のスタッフの一員となりました。


2017年4月14日金曜日

お花見弁当

辰野町でもようやく「さくら」が開花、春本番です。

よく「花より団子」と言いますよね。皆さんはどちらですか?よっちゃんは欲張りであり、花も団子も好きです。

ということで「さくら」の開花に合わせて、ひとあし早く入院患者さんに「団子」ならぬ「お花見弁当」を味わっていただきました。

よっちゃんもたまたま「毒味当番(当直)」であり、おいしくいただきました。(たまたまが多い気がしますが、気のせい?!)

2017年4月11日火曜日

思い出のさくら その1

ここで問題から。
Q:春を告げる花といえば?
ヒント:「よっちゃんの部屋」で紹介していますよね。

A:まず2月には辰野町の花「フクジュソウ」で光の春を感じ

3月には「クロッカス」で気温の春を感じます。

4月になると「さくら」の花で春本番と感じますね。

ということで、辰野町においても、これから「さくら」の時期を迎えます。
4月というのは、入学や就職など出会いと別れの時期であり、その時期に咲く「さくら」には特別な思いがあり、まさに「さまざまな こと思い出す さくらかな」(芭蕉)ですね。

よっちゃんにとっては「思い出のさくら」が2つあります。今回はそのうちのひとつを紹介します。

最後の勇姿
その「さくら」は、旧病院時代に真っ先に「春の到来」を告げ、しかもよっちゃんが赴任してきた際に不安な気持ちを癒やしてくれた「さくら」でもあります。
 雪にも耐えていました

また旧病院の解体作業の際は「見守りさくら」となり、解体作業が無事に終了しております。

このようによっちゃんにとっては、大変思い出がつまった「さくら」でありましたが、昨年消えてなくなりました。

大変悲しいことですが、旧病院跡地も新たな形でスタートを切るために、切らざるをえなかったということです。

このことは世の常であり、新たなスタートに際しては「邪魔もの」を排除しますね。よっちゃんも「邪魔もの」にされないうちに、身を引かないといけないよね。一生ここにはいられないよね。
いろいろと愚痴を書いてしまいましたが、「思い出のさくら」は永遠によっちゃんの心の中で咲いています。

2017年4月3日月曜日

平成29年度スタート



 4月というのに、まさかの「雪の華」が咲きました。(宮木公園)


辰野町の木「しだれ栗」も冬に逆戻りです。



「エイプリルフール ウェザー」で平成29年度がスタートしました。

本日から8人の新人を迎え、本格的に新年度がスタートです。初々しい新人を見ていると数十年前に辰野病院へ赴任してきた時を思い出します。はたしてこの病院になじめるか、上手にやっていけるか、不安の船出でありましたが、スタッフの大きな「心」に救われたのを思い出します。ということで、今年の新人もすぐに「辰野病院のスタッフ」として活躍してくれるでしょう。

よっちゃんにとっても、今年度は「若葉マーク(初心者マーク)」が取れて迎えることになり「ステップアップ」の1年とします。