2016年3月11日金曜日

3.11

今日、3月11日、数日前の初夏のような天気から一転、真冬のような天気となり、「なごり雪」が降るました。

早いものであの日から5年がたちました。旧病院の手術室で大きな揺れを感じ、その後のテレビ報道で大津波の映像を見て心が痛んだのを昨日のように思い出します。
辰野病院にとっては、変革の5年となりました。病院施設の老朽化・医師不足など存続の危機であった5年前、しかし「辰野病院を立て直そう」という住民とスタッフの熱意が通じて、2012年10月に移転新築を果たし、復興へ歩みだしました。

一方、東北・福島のこの5年を見ると、「復興道半ば」という状況であります。
このような大変な状況の中でも、移転新築していただいたことに感謝の気持ちを込め、微力ながら東北・福島の方々へ恩返しと考えました。
そこで、第1回辰野病院祭で、スタッフコーラス「ムジカホスピターレ」が震災復興ソング「花は咲く」を歌いエールを送らせていただきました。(NHK「全国で花は咲く」の#61に採用されました)

また「TOHOKU Smile Project」へ参加させていただき、そのドームが福島に完成、有効利用していただければと思います。





しかし、本当は何も心配なく屋外で遊べるような、また仮設住宅でない普通の生活に戻ることが一番大切と思います。まだまだ道半ば、本当の「Smile」が一日でも早くくることを願うばかりです。
がんばろう「東北・福島」 われわれは、決して忘れません。

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