2015年1月26日月曜日

祝100回


今回、100回目の更新となりました。よっちゃん自身もこれだけ続くとは思ってもいませんでした。そこでブログをはじめようと思ったきっかけですが、それは辰野病院きっての便利屋Y氏(バンドチームYのリーダー)の「病院建設日記」の存在です。(辰野病院のホームページの左下にあります)これは、移転新築の病院建設に関して、楽しくわかりやすくしかもスタッフ目線で伝えており、このような感じで辰野病院の出来事を伝えていけたらいいなと考えていました。またよっちゃんの出身教室の信州大学医学部外科学第二のOh!Happy DaysやDr.オバマのOne Voice(ホームページを大幅にリニューアル中ですが)のようなブログもいいなと考えていました。このように考えていたときに、移転新築にあわせて、便利屋Y氏がホームページをリニューアル、よっちゃんの思いが通じてブログのコーナーが新設され、これを利用するしかないということではじめました。まあ、意気込んではじめたものの「ブログってそんなに書くことがないよな」「第1回辰野病院祭まで続けばいいのかな」と弱気になってしまいました。しかし、なんとか持ちこたえ、1週間に1回のペースで更新でき、めでたく100回を迎えることができたのも、多くの「よっちゃんの部屋」の読者のみなさまの励ましがあったからこそであり、この場を借りて感謝申し上げます。そこで「100回のうちで一番印象に残っていることは?」と聞かれますが、いま振り返ってみてもすべてが印象深くて一番の思い出といわれても難しいのですが、あえて挙げるとしたら「噂をすれば影がさす」「ゆりのプレゼント」でしょうか。

このブログでSさんの思い出(噂)を書いたら、本当に偶然にもSさんの妹さんに数十年ぶりに再会でき、たいへん感動しました。

また「よっちゃんの庭」のカサブランカについて書いたら、なんとスタッフのみなさまから「ゆりの鉢植え」のプレゼントをいただき、たいへん感激し、改めて「ひとり」ではない(外科医は、よっちゃんひとりです)スタッフに支えられているのだと実感させられました。ということで、この2つの出来事が一番に印象深く残っています。
次に、よっちゃんの部屋は「このあと何回、200回・300回をめざしますか」と聞かれます。しかし、今のところどこまで続くか予想は難しく、とりあえず「101回をめざします」

2015年1月20日火曜日

大寒

1月20日は大寒、寒さが最も厳しくなる頃で、本日はその暦通りの寒さであります。今年は12月のはじめから寒さが続いており、例年より1ヶ月も冬が長く体調を崩している方も多いのではないでしょうか。インフルエンザも流行していますので、くれぐれもマスク・手洗いなどの予防策と体調管理をお忘れなく。
よっちゃんは、例年正月休みに風邪をひくのですが、今年は今のところ風邪もひかずに元気であり雪だるまを作って遊んでいます。そこでよっちゃんにあやかろうと「半袖」で雪だるまを作るようなことは、しないで下さい。 よろしくお願いします。(よっちゃんは、真冬でも半袖でラウンドしていますが)


2015年1月16日金曜日

マンモグラフィー

よっちゃんが研修医の頃、オーベンA氏(指導医のこと)に「医師のいろは」すなわち、患者さんを診て触って五感で診察することの大切さを教えていただき、その教えを大切に現在も実践しております。しかし、昨今の画像診断(レントゲン装置など)の発達はめざましく、患者さんを診て触らなくても診断できてしまうこともあります。実際のところ、乳がん検診において顕著であり、よっちゃんの研修医の頃は、いかに小さいがんを触ってみつけるかという職人技が必要で、その域に到達しようとオーベンK氏の指導のもと、検診(触診)に励んでいました。しかし、マンモグラフィーというレントゲン装置の登場で小さながんが、「触診」という職人技なしに発見できるようになり、現在では触診のみの検診は「エビデンスなし」(科学的根拠なし)とまで言われています。患者さんにとってはいいことですが、これが本当の医療かと思うところもあります。(レントゲン装置が無ければ、何もできないということか)
しかし、この流れを否定していたら前に進めないので、この程「トモシンセシス」(CTのような断層画像が得られる)という最新の画像診断装置を搭載したマンモグラフィーを導入しました。これにより、地域住民の方の乳がん検診にますます貢献できるかと、うれしい反面「CADシステム」(乳がん検出支援システム)という医者いらずの装置も搭載されており、ますますよっちゃんの出番がなくなってしまうということで(ブログとラウンドだけになってしまう)悲しくもあります。

2015年1月15日木曜日

ミニ勉強会

当院には口がいい?スタッフが多く、よく「よっちゃんの仕事って何?」と聞かれることがあります。また「よっちゃんの部屋」の読者の方々も疑問をお持ちと思われます。実際のところ、ブログとラウンド(病院内を歩きまわっているため)が仕事と思われています。
そこで本来の仕事?も、と考え「大腸癌の抗癌剤治療」をテーマに、実際の症例を提示し、30分のミニ勉強会を行いました。このような勉強会を行い、アピールしないと本来の仕事内容がわかっていただけないということは、何と情けないことかと。まあ、日頃の生活態度がいけないということかな。そんなことを考えながらブログを書いています。

2015年1月6日火曜日

小吉


昨年に引き続いて1月3日に諏訪大社下社秋宮に初詣に行き、ゆっくりとお参りをした後に、おみくじを引きました。昨年の7月の浅草寺で「大吉」を引いた後だけに何を引き当てるか楽しみながら引いたところ、病院きっての評論家F氏の「落ちていくだけ」という予言通り(昨年の7月のブログで紹介ずみ)の結果で「小吉」でありました。しかし決して悲観するほどではなく「焦らず騒がず静かに身を守り、進むべき時に進めば何事も成就する」というお告げであり、とりあえず静かに2015年のスタートを切りたいと思います。しかし、考えてみれば、昨年の初詣でも「小吉」を引いており、昨年といっしょのスタートということで、今年の夏ころには「大吉」に変わっているということか。また、例年長期休暇中にかぜをひいてしまうという悪い癖がありますが、今年は無事にスタートを切れており、今までとは一味違うのかな。

2015年1月5日月曜日

2015年スタート



新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年の正月休みも8日間と長い休みでありましたが、みなさんはどのようにお過ごしでしたか。
よっちゃんは昨年に引き続いて、病院の見守り山である「大城山」へ初日の出を見に行ってきました。大晦日の夜に雪が降っていたために心配しましたが、元旦の午前5時30分にふもとに集合し、ゆっくりと頂上を目指して歩き出しました。今年は雪が多くびっくりしましたが、頂上に着くころには天気も回復し、午前7時10分ころに東の山の上に「初日の出」を拝むことができました。また、眼下に雪に被うわれた辰野町と3回目の正月を迎えた辰野病院を見ることができ、今年も感動しました。


また昨年は遠くに旧病院の建物を見ることができましたが、今年は雪に被われた更地となっており、1年間というのは短いようでいろいろな出来事が起きているのだと改めて思い知らされました。このように郷愁にふけていたら体が冷えてしまい、あわててたき火で体を温めてから下山しました。ふもとへ下りてきたら天気が悪くなり、頂上にいるときだけ晴れていたということで何とラッキーなことかと。「1年の計は元旦にあり」ということで、今年もいいことがあるかな。何はともあれ、今年もよろしくお願いします。
               昨年の正月の大城山から見た旧病院
今年は更地になっています