2014年8月27日水曜日

バイキング

病院食というと、良いイメージがありませんよね。「冷たい・早い・まずい」という3悪ですよね。しかし、最近ではそのイメージも変わってきており、当院では以前より「行事食」(ブログで紹介ずみ)という特別食を提供し、好評であります。
また「バイキング」というと、どのようなイメージですか。美味しい物が並び、どれを食べようかと心がわくわくし、また元を取ろうとつい食べ過ぎてしまいますよね。このような「バイキング」を病院食に、と思われるでしょうが、本日はじめて行いました。(病院食も大きく変わってきています)
地産地消にこだわり、地元の食材を使って美味しい料理が並び、患者さんに笑顔が戻りました。今日だけは入院してもいいかなと。





2014年8月22日金曜日

エタノール・パッチテスト

突然ですが、よっちゃんのプロフィールをご存知ですか?

もちろんご存知だと思いますが、永遠の20歳で酒・タバコはもちろん○○○もやらないでしたよね。しかし、スタッフからは、信用されていません。(永遠の20歳は自称ということで許してください)そこでこの3つの疑惑に対して、歴史的倫理的科学的に証明したいと思います。まずタバコですが、歴史的に20歳で覚えて20歳で卒業し、それ以来吸っていません。(これに関しては信用されています)次に○○○は歴史的にみても縁がなく、また倫理的にもやれません!!(これに関しては科学的に証明が難しいため信用されません)最後の酒に関しては、エタノール・パッチテストという科学的な証明が可能であります。このテストは、エタノール(消毒用アルコール)をしみこませたガーゼを上腕部に貼りつけ、7分後にガーゼをはがし皮膚の色を観察、その10分後にもう一度観察するという簡単なテストであります。写真はよっちゃんのテスト結果であり、ガーゼをはがした直後から皮膚が赤く、10分後には見事に真っ赤になりました。(写真は無修正であります)以上よりお酒が飲めなくて弱い体質であることが証明されました。これで3つの疑惑がすべて解決したかな?

ということで、今回の辰野病院祭では、最後のお酒に関してのエタノール・パッチテストを行います。(タバコ・○○○は科学的証明が難しいため)ぜひ病院祭に来ていただき、お酒に強いか弱いか、確かめてみてください。お待ちしております。

2014年8月13日水曜日

戒名

今日からお盆ということで、外来診療は普段通りですが、何となく静かであります。また今になって研修疲れが出てきて体が重たく感じます。
お盆ということで、戒名について考えてみました。戒名とは人が死んで極楽浄土へ引導していただくために付けてもらうもので、名前(俗名)とは別に必要ということであります。
ところで、今まで多くの患者さんと接してきて、それぞれの思い出がありますが、どうしても忘れられない患者さんがいます。ここでは、そのうちのひとり「I」さんを紹介します。「I」さんは、私が辰野病院へ赴任して、はじめての外来へ紹介されてきた患者さんで、それから数十年のお付き合いとなりました。(これだけ長期間お付き合いした患者さんは、いません)私に手を合わせて「ありがとうございました」というのが口癖で、またりんご栽培を行っていて、秋にはたくさんのりんごを笑顔で届けていただいたことを思い出します。
このような「I」さん、生前戒名を授けてもらい、何とその一字に私の名前の「植」を使っていただきました。(植物を愛していた「I」さんということで)このことに大変感動し、戒名でも「I」さんとのお付き合いがはじまり、今後は天国から私を見守ってください。

2014年8月11日月曜日

産業医学基礎研修会

8月4日から9日まで、スキルアップおよび社会的要請により産業医大(北九州)で行われた研修会に参加してきました。前日(3日)に北九州に入り、門司港レトロを散策し、古い建物に感激し、このまま観光しておしまいにしたい気がしました。(北九州は、はじめてです)



しかし、そういうわけにもいかず、翌日(4日)より産業医大のラマツィーニ(産業医の父)ホールを中心に講義が行われ、朝の8時30分から夜の7時までの10時間・月~土までの1週間の集中講義であり、さすがに疲れ果てました。

そんなに疲れ果てるとは思わなかったため、帰りに広島経由で帰る計画を立てたため、10日に広島に降り立ち(広島訪問もはじめてです)世界遺産の宮島と原爆ドームをみてきました。厳島神社は素晴らしいところで、感激しました。その後、原爆ドームを訪れ、現在の日本があるのも、このような過去の上に成り立っているのだと、思い知らされました。たしかに戦後69年が経過し、原爆のことが忘れられてしまうのではないかと懸念されています。実際に現在の大都会広島をみていると本当に原爆が落とされたのかと、信じられません。そういう意味でも、このドームを大事にして後世に残して、戦争の悲惨さを伝え、いつの日か世界から戦争がなくなるときが来ることを願うばかりです。


ということで、休みも取らず、早速仕事を開始、とてもからだがだるい 感じでいましたが、患者さんやスタッフが笑顔で迎えてくれたため、疲れも吹っ飛びました。