2014年3月11日火曜日

3月11日

大震災から3年が経過しました。あの日あの時、手術室で大きな揺れを感じ、テレビで大津波の映像をみて、心が痛んだのを昨日のように思い出します。あの日から3年が経過し、東北・福島の復興は道半ばであります。
しかし辰野病院においては、変革の3年となりました。まず第1に移転新築が行われたことです。旧病院は40数年が経過し耐震構造でもなく、また雨漏り等老朽化がすすんでいたため、移転新築が早急の課題でありました。そのようなときに大震災が起こり、移転新築どころではないと思われましたが、多くの方の尽力でいち早く生まれ変わらせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
次に「第1回辰野病院祭」が開催されたことです。当院はいままで病院祭を定期的に行っていませんでした。しかし移転新築1年を迎え、支えていただいた多くの方へ感謝の気持ちを込めて病院祭をおこないました。スタッフの「輪」が、大成功へ導き、このように辰野病院は復興への道を歩みだしております。そこで東北・福島もいち早く復興へすすむようにと思い、病院祭の中でスタッフコーラスが復興支援ソング「花は咲く」を歌いエールを送らせていただきました。
辰野病院にとっては、復興に向かった3年であり、しかも大きな揺れを感じた旧病院の解体工事もはじまり、月日の経つのを早く感じます。しかし、東北・福島の方にとっては、長く苦しい3年であったのではないでしょうか。ぜひ日本全体が「輪」となって東北・福島を支援し、一日でも早く本当の笑顔が戻ってくることを望みます。
「がんばろう東北・福島」
スタッフコーラス「ムジカホスピターレ」が復興支援ソング「花は咲く」を歌い、エールを送らせていただきました。

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