2013年11月6日水曜日

第20回長野県自治体病院研究会


11月2日に長野県立こころの医療センター駒ヶ根で第20回長野県自治体病院研究会が開催され、参加してきました。その中で鍵屋先生(法政大学大学院講師)による「大地震の切迫性と病院の事業継続計画(BCP)」という基調講演があり、大変恥ずかしいことですが初めてBCPということを知りました。【実際BCPを知らないという医療施設が27.3%あり、ちょっと安心しました(本当は安心していてはいけないことですが)】早速、当院もBCPの検討~策定に取りかからなければと痛感しました。
また講演の中で「正常化の偏見(自分は大丈夫)」というのも印象に残りました。たしかに当院は新築1年で耐震構造になっており、大地震にも十分耐えられると他人事のように考え、自分自身もどうにかなると楽観的であります。しかし講演の中で「大災害は忘れない頃にやってくる」2025年が不気味というスライドもあり、もう一度考え直さなければいけないと思いました。先日の長野県医学会と同様に大変貴重な講演を聴くことができました。

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