2013年11月27日水曜日

2013年もあと1ヶ月

今年もあと1ヶ月あまりとなり、そろそろ忘年会のシーズンとなりました。当院は小規模病院のため、病院全体での忘年会を行っており、今年は12月5日に行う予定です。
当院の忘年会は、それぞれの部署で様々な「芸」を披露し、楽しいひと時を過ごすのが習わしであり、今から楽しみにしています。ところで今年は、初めての試みとして「医局」でも寸劇を披露することにしました。実際、「第1回辰野病院祭」の辰野病院劇場も「医局」が中心となり行い、それに味を占め忘年会ではパワーアップして行うことにしました。昨日も医局会の後に練習を行い、総監督からお墨付きをいただき、今から楽しみです。
「医局」が中心となり行った辰野病院劇場

2013年11月9日土曜日

3C MEETING 2013 in Autumn






昨日、ホテルブエナビスタ(松本)で武田薬品が主催する3C MEETING 2013 in Autumnという勉強会が開催されました。その場で症例報告「大腸癌術後再発に対してパニツムマブ+FOLFOXが著効した1例」を発表しました。抗癌剤により癌が消えた患者さんの報告であり、実は今年の春に学会報告したのを武田薬品の方に認められ、発表することになりました。地方の小さな病院でもこのような機会を与えていただいたのは、とても光栄であり、学会発表を続けてきてよかったと思いました。(学会発表していなければ目に留まらなかったから)
次に長瀬通隆先生(名古屋第一赤十字病院)の「大腸がん化学療法ー2013年を振り返るー」という講演があり、大変勉強になりました。大腸癌の抗癌剤治療の進歩はめざましく、いろいろな新薬がでてきており、選択肢が多い反面、どれを使えばいいか迷うのも事実であります。

2013年11月6日水曜日

第20回長野県自治体病院研究会


11月2日に長野県立こころの医療センター駒ヶ根で第20回長野県自治体病院研究会が開催され、参加してきました。その中で鍵屋先生(法政大学大学院講師)による「大地震の切迫性と病院の事業継続計画(BCP)」という基調講演があり、大変恥ずかしいことですが初めてBCPということを知りました。【実際BCPを知らないという医療施設が27.3%あり、ちょっと安心しました(本当は安心していてはいけないことですが)】早速、当院もBCPの検討~策定に取りかからなければと痛感しました。
また講演の中で「正常化の偏見(自分は大丈夫)」というのも印象に残りました。たしかに当院は新築1年で耐震構造になっており、大地震にも十分耐えられると他人事のように考え、自分自身もどうにかなると楽観的であります。しかし講演の中で「大災害は忘れない頃にやってくる」2025年が不気味というスライドもあり、もう一度考え直さなければいけないと思いました。先日の長野県医学会と同様に大変貴重な講演を聴くことができました。

2013年11月1日金曜日

病院の視察

移転新築して1年1ヶ月が過ぎました。1年前のあわただしさが噓のように静かな日であります。写真は3階にあるラウンジの様子であり、あたたかな日をあびています。
ところで、辰野町という小さな町にすばらしい病院ができたためか、いろいろな所から視察が続いています。つい先日も東京都の檜原村から太陽光パネルの視察にみえました。11月はじめには千葉県の横芝光町からも視察にみえる予定になっています。このように建物をみる視察が続いていますが、今後は当院の医療を視察していただけるようになればと願っています。